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●ピエモンテ州 (Piemonte) |
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DOCGであるネッビオーロ種のBaroloバローロ、
Barbarescoバルバレスコで有名なピエモンテはブドウ畑は丘陵栽培で、ランゲ、
モンフェラート地方に見られるアルプス前山地域の推積土壌に属している。このため
中程度もしくは、長期保存熟成の赤ワインを造るのに適している。その他の赤ワインの
DOCGとしてスパンナ種のGattinaraガッティナーラ、Ghemmeゲンメ、ブラケット種の
Branchetto d'Aquiブラッケット・ダックイは赤い果実のタルトとよく合う弱発泡性甘口
赤ワインである。そしてネッビオーロ種から成るボディーのしっかりしたタンニンの
控えめなRoeroロエロ、2005年7月からDOCGに昇格したドルチェット種100% の
Dolcetto di Dogliani Sperioreドルチェット・ディ・ドリアーニ・スペリオーレ。
白ワインでは甘口で香りがよいモスカートビアンコ種のAstiアスティ、辛口でやや酸味の
あるコルテーゼ種から成るガヴィがピエモンテのDOCG白ワインである。
DOCでは北部において多く栽培されているバルベーラ種の Barbera d'Alba
バルベーラ・ダルバや、Barbera d'Astiバルベーラ・ダスティがある。 |
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●フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州 (Friuli Venezia Giulia) |
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イタリアで最も雨の多いこの州では、
ブドウの樹は主に丘陵地帯で栽培されている。高品質な白ワインを産出している。
栽培技術の面でも非常に発達しており、世界の注目を集めている。DOCGは、
ヴェルドゥツォ・フリウラーノ種からつくられる甘口の白Ramandoloラマンドーロ、
2006年からDOCGに承認されたColli Orientali del Friuli Picolit
コッリ・オリエンターリ・デル・フリウリ・ピコリット。DOCはCollioコッリオ、
Friuli Graveフリウリ・グラーヴェ、Friuli Isonzoフリウリ・イゾンツォなどが
有名で、一時は絶滅の危機に瀕したことがあるピコリット主体でつくられている。
この種は、希少な甘口デザート白ワインになり、ドライフルーツのアプリコットや
ジャムのような香りとハチミツのような風味をもっている。この他にも、
リボッラ・ジャッラ種、トカイ・フリウラーノ種などからつくられる白ワインがある。
この州は白ワインの産地と思われていたが、近年土着品種であるフランコニア種、
スキオペッティーノ種、テッラーノ・デル・カルソ種からつくられる赤ワインにも
視線が注がれている。 |
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●ヴァレ・ダオスタ州 (Valle d'Aosta) |
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山岳地であるこの州はアルプスの山の麓に位置しており、ブドウはヨーロッパでは最も高い標高1000mを超えるモルジュで栽培されており、
栽培面積が限られているので生産量は少ない。州と同じ名前のDOCのValle d'Aostaヴァレ・ダオスタは、
白・赤・ロゼがあり全体的に新鮮でさっぱりとしている。 |
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●ヴェネト州 (Veneto) |
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海の都ヴェネツィアを州都とする
ヴェネトは、平野が中心で、丘陵地は州の14%、山地は29%という条件なので、
気候は変化に富み、温暖気候、寒冷気候、さらに湿地帯もある。DOCGは辛口の
白ワインSoave Superioreソアヴェ・スペリオーレ、甘口白ワイン
Recioto di Soaveレチョート・ディ・ソアヴェは共にガルガーネガ主体。
赤ワインはコルヴィーナ・ヴォロネーゼ種、ロンディネッラ種、モリナーラ種
からつくられる Bardolino Superioreバルドリーノ・スペリオーレがある。
陰干ししたブドウからつくられるReciotoレチョートは甘口だが、
赤の Valpolicellaヴァルポリチェッラの中で、Amaroneと表示
されている場合は、ボディのしっかりした辛口の赤ワインである。
DOCの中にプロセッコ種からできるスプマンテ、
Prosecco di Conegliano Valdobbideneプロセッコ・ディ・コネリアーノ・
ヴァルドッビデネも有名である。 |
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●トレンティーノ・アルト・アディジェ州 (Trentino Alto Adige) |
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オーストリアに接するイタリア最北部にあるこの州は、
山地が多く気候は寒冷であるが渓谷を通り抜ける温暖な南風な南風によって和らげられるのが、
ブドウ栽培を可能にしている。この地方では、ドイツ語が話されていることもあり、
ワインのラベル表示もドイツ語とイタリア語で書かれていることが多い。DOCには州名と同じ
名前のAlto Adigeアルト・アディジェや、Trentinoトレンティーノなどがあり、ブドウはラグレイン種や
マルゼミーノ種がこの地方の土着品種である。この州でつくられるワインは若々しいタイプのものが多い。
ピノ・ネロ種、シャルドネ種、カベルネ・ソーヴィニヨン種などのブドウから多くの良質ワインが
つくられることで近年注目されている。 DOCトレンティーノのノジオーラ種からつくられる
ヴィーノ・サントも興味深い。ゲヴュルツ・トラミネール種からつくられる白ワインは複雑な
アロマがある。 |
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●リグーリア州 (Liguria) |
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アルプス山脈とアペニン山脈が海へ下る傾斜面に細長く急な地形で
突き出ながら広がっているリグーリア州は、海岸線の山地や丘陵地でブドウが栽培されており
古い伝統を守る独特な品質と性格を持っている。この地方で有名な品種はヴェルメンティーノ種と
ピガート種で、ヴェルメンティーノ種はアーモンドの甘い風味とタイム・バジル等の香りを持つ
白ワインを生み出す。ボスコ種主体のCinqueterreチンクエテッレもリグーリアで有名な白ワインである。
そして赤ワインはドルチェット種のローカル名オルメアスコ種から造られているDOC Ormeasco di Pornassio
オルメアスコ・ディ・ポルナッシオがある。 |
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●ロンバルディア州 (Lombardia) |
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ミラノのあるロンバルディア州では、丘陵地帯でワインが作られている。
DOCGは、Franciacortaフランチャコルタ、Sforzato di Valtellinaスフォルツァート・ディ・ヴァルテッリーナ、
Valtellina Superioreヴァルテッリーナ・スペリオーレ、
Oltrepo' Pavese Metodo Classicoオルトレポ・パヴェーゼ・メトド・クラシコ。
フランチャコルタは、シャンパンの手法と同じく瓶内2次発酵が行われ、
ピノ・ビアンコ種、シャルドネ種、ピノ・ネーロ種で作られる。スフォルツァートとは、
ブドウを収穫後乾燥させるワインである。
オルトレポ・パヴェーゼ・メトド・クラシコは、シャンパン手法で作られ、これは2007年にDOCGに格上げされた。 |
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●エミリア・ロマーニャ州 (Emilia Romagna) |
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イタリアの中で、最も肥沃な土地を持ち、
平野に富むエミリア・ロマーニャ州。気候は冬と夏の温度差が大きい大陸性気候だが、
海岸に近いところではその差が海によって和らげられている。平野では、標高の低い
土地での栽培に適したランブルスコ種のブドウからつくられるDOC、Lambruso di Sorbara
ランブルスコ・ディ・ソルバーラや、Lambrusco Grasparossa di Castelvetro
ランブルスコ・グラスパロッサ・ディ・カステルヴェートロ、
Lambrusco Salamino di Santacroceランブルスコ・ディ・サラミーノ・ディ・
サンタクローチェがある。いずれも赤またはロゼの弱発砲性ワインで、イチゴやプラム、
花系のアロマがあり、フルーティな飲み口。豊かな酸味と刺激的な泡が、この地方特産の
パルミジャーノに非常によくあう。DOCGには、アルバーナ種からできる
Albana di Romagnaアルバーナ・ディ・ロマーニャがある。特徴として、辛口で酸味があり、
程よい複雑さをもつアロマとしっかりとしたボディをもつ白ワインで、魚介類のパスタや
セコンドにあう。甘いタイプのものは、黄金色をしており、熟した果実味やハチミツの
香りをもち、ゴルゴンゾーラによくあう。その他、Sangiovese di Romagna
サンジョベーゼ・ディ・ロマーニャやTrebbiano di Romagnaトレッビアーノ・ディ・
ロマーニャもこの州で有名なDOCである。 |
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●トスカーナ州 (Toscana) |
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トスカーナは世界的にも有名なワイン産地として名声を誇ってきた。
丘陵が多く、ブドウ栽培以外にもオリーブの栽培がさかんである。DOCGの赤ワインはイタリアワインの代名詞
ともいえるサンジョベーゼ主体のChiantiキャンティ、Chianti Classico キャンティ・クラシコ、
しっかりとしたタンニンとエレガントな後味をもつサンジョベーゼ種とカベルネ種からつくられる
Carmignanoカルミニャーノ、プルニョーロ・ジェンティーレ種のVino Nobile di Montepulciano
ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノ、市場に出されるまで4年以上ねかせるサンジョベーゼ・グロッソ種100%の
Brunello di Montalcinoブルネッロ・ディ・モンタルチーノ、2006年に昇格したサンジヴェーゼ種の
Morellino di Scansanoモレッリーノ・ディ・スカンツサーノがある。
トスカーナDOCG唯一の白ワイン、ヴェルナッチャ種からつくられるVernaccia di San Gimignano
ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノは、辛口ではっきりとした味を持ち、
白いアーモンドの やさしい後味が残る。
世界中で 有名になった高品質のイタリアワインの代表となった「スーパンタスカン」と呼ばれる
DOC、Bolgheri Sassicaiaボルゲリ・サッシカイアなどがある。
スーパータスカンの現象に象徴されるようにトスカーナはイタリアワインにとって重要な州である。 |
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●マルケ州 (Marche) |
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マルケのブドウ栽培は、粘土質土壌に
富む丘陵地帯で行われている。2001年にDOCGに昇格したConeroコーネロは、
モンテプルチャーノ種主体で、フルーティでややスパイシー、タンニンのバランスの
とれた長期熟成に耐える注目すべき赤ワインである。そしてもう1つ甘口の赤の
発泡性ワイン、 Vernaccia di Serrapetronaヴェルナッチャ・ディ・セッラペトローナが
ある。 DOCは、この州の土着品種であるヴェルディキオ種からできる白ワインの
Verdicchio dei Castelli di Jesiヴェルディキオ・デイ・カステッリ・ディ・イエージ、
Verdicchio di Matelicaヴェルディキオ・ディ・マテリカなどがある。同じ品種からなる
この2つのワインの味わいは異なり、イエージはミネラル感が強く、ボディがしっかりしており、
マテリカは小さい花や白い果実の香りがし、エレガントなタイプのワインである。 |
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●ウンブリア州 (Umbria) |
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イタリアの「緑の心臓」といわれるウンブリアは、
多くの自然が残る。山がちで、山岳気候のこの州のDOCGは、
Montefalco Sagrantinoモンテファルコ・サグランティーノと、
Torgiano Rosso Riservaトルジャーノ・ロッソ・リゼルヴァ。サグランティーノは
ウンブリアの土着品種で、モンテファルコの丘で作られる。
サグラとは、教会の儀式という意味でもあり、ミサで必要だったワインを生産していたという
歴史があり、アッシジのサンフランチェスコ教会のあるこの地では、
教会とワインの結びつきが強いこともうかがえる。有名な白ワイン、
オルヴィエートは、ウンブリアのDOCである。 |
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●アブルッツォ州 (Abruzzo) |
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山地に富むアブルッツォ州は、
ブドウの栽培が非常に重要な農業のひとつである。この州は2003年に非常に
発達した州である。DOCGのモンテプルチアーノ種からできる
Montepulciano d'Abruzzo Colline Teramaneモンテプルチアーノ・ダブルッツォ・
コリーネ・テラマーネが誕生した。これらのワインは、
フルーティでタンニンをバランスよく含み、きれいな酸味は余韻まで乱れず、
雑味のない味わいで長期熟成にも耐える赤ワインである。近年白、
赤を産するControguerraコントログエッラがDOCに認定された。 |
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●ラッツィオ州 (Lazio) |
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イタリアの首都ローマがあるラッツィオは、
54%が丘陵地で、26%が山地、残り20%が平地という地形である。ドイツの僧正が
ローマを訪れる際、従者においしいワインのあるところにEST!(ラテン語で「ある」と
いう意味)と書くように命じ、飲んだワインがあまりにおいしく、EST!と3度書いた
という歴史的な逸話があるDOC、Est! Est!! Est!!! di Montefiasconeエスト・エスト
・エスト・ディ・モンテフィアスコーネは、トレビアーノ種を主体にしてつくられ、
甘口と辛口がある。やや酸味があり、白い花やりんごの香りをもつ軽めのボディの
白ワインである。その他、マルヴァジア種主体のFrascatiフラスカーティ、Marino
マリーノなど、甘口から辛口までつくられている。 |
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●カンパーニア州 (Campania) |
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ナポリのあるカンパーニア州は、海岸沿いの地方は気候が温和であるが、
土地がやせている。ブドウ栽培は 主として比較的気候が涼しい山地で行われており、
ワインづくりの歴史は古い。カンパーニアは、土着品種の数が多く、80種類はあるといわれている。
DOCGはアリアニコ種からつくられる辛口赤ワインTaurasi タウラージ。
シナモンや黒胡椒などの香りがし、しっかりとした酸味と硬質なボディをもつ。
グレコ種からつくられる白ワインGreco di Tufo グレコ・ディ・トゥーフォは、
花の香りと共にチーズの皮のような 特徴的な香りを持つ。
フィアーノ種からつくられる白ワイン Fiano di Avellinoフィアーノ・ディ・アヴェリーノは、
さわやかで中程度の構造をもつ。
「キリストの涙」という名前で有名なLacryma Chiristi ラクリマ・クリスティは、
コーダ・ディ・ヴォルペ種、ヴェルデーカ種で作られる白と、ピエーディロッソ種で作られる赤とロゼがある。 |
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●モリーゼ州 (Molise) |
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モリーゼは、60%が山地で40%が丘陵地で、
ブドウの栽培の歴史は古いが、古風な農業形態と他の州との交流が限られている
ことがワインの乏しい要因となっている。 DOCはモンテプルチャーノ種、
トレビアーノ・トスカーノ種などからつくられるBifernoビフェルノやこの州と
同名のMoliseモリーゼなどがあり、赤、白、ロゼを産する。赤は全体的にとても
きれいなつくりで、丸みのあるボディ、味もタンニンとのバランスがとれており、
白は鮮やかさと鋭さを持っていて、一般的によい構造をしている。 |
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●プーリア州 (Puglia) |
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イタリアではめずらしく、山らしい山のない広大な平野からなるプーリアはかなり暑い。
そのためブドウの酸味や香りが失われないように成熟を管理する必要がある。
ジンファンデルと同じ品種といわれるPrimitivoプリミティーヴォはこの地方の黒ブドウで主に中部で栽培される。
北部では、Troiaトロイア種、南部では、Negro Amaroネグロアマーロが主に栽培される。
プーリア州では、25のDOCが認められている。赤、白、ロゼをつくるCastel Del Monteカステル・デル・モンテや
Salice Salentino サリーチェ・サレンティーノ、甘口、辛口、リクオローゾの3タイプの力強い
Primitivo di Manduriaプリミティーヴォ・ ディ・マンドゥーリアが代表的。
また、プーリアはロゼワインの製造において優れていることでも有名である。 |
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●バジリカータ州 (Basilicata) |
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バジリカータは州のほとんどが
山地と丘陵地で、土地の大部分は風化したもろい石灰岩からなる。
気候は海岸の土地は地中海気候であるが、山地と高い丘陵地では降雨量も多い。
DOCの辛口赤ワインにアリアニコ種からできるAglianico di Vultureアルアニコ
・ディ・ヴルトゥーレがある。 |
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●カラブリア州 (Calabria) |
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カラブリアは、イタリア人がバカンスに訪れる
砂浜以外は山地と丘陵地からなる。気候は海岸の土地では地中海性気候であるが、
内陸部特に起伏の多い丘陵地帯ではかなり涼しい。カラブリアのワインは、
シバーリの港から送られてきたギリシャワインの地をひいている。DOCは
Ciroチロが有名で、白はグレーコ種、赤とロゼはこの地方の土着品種である
ガリオッポ種からつくられる。ガリオッポ主は世界でも最も古いブドウ品種と
されており、果皮が薄いためポリフェノールは少ないが、タンニンは多めで
中期熟成が可能なので、この地方の人々の間から「南のピノ・ノワール」とも
呼ばれている。 |
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●シチリア州 (Sicilia) |
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シチリアは地中海の中央部にある大きな島で、
気候は地中海性気候である。島全体が太陽に恵まれ、地中海でもっとも美しい風景を
もつといわれている。 シチリアで最も有名なDOCはMarsalaマルサラ。グリッロ種、
インッゾリア種、カタラット種からつくられる酒精強化白ワインである。この他に
少量ながら、ペッリコーネ種、カラブレーゼ種などでつくられるルビーノタイプなど
もある。 モスカート種主体でつくられるDOCパッシート、リクオローゾの
Moscato Passito di Pantelleriaモスカート・パッシート・ディ・パンテッレリア、
甘口ワインのモスカート・ディ・アレキサンドリア通称ジビッポも有名である。
2005年9月からDOCGに昇格したCerasuolo di Vittoriaチェラズオーロ・ディ・
ヴィットリアは、ネロ・ダーヴォラ種とフラッパート種からなる赤ワインで、
繊細な香りと抜けのよい酸味のする赤ワインである。 |
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●サルデーニャ州 (Sardegna) |
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サルデーニャは、変化に富んだ美しい風景が
広がる丘陵の多い島で、イタリア本土と離れていることにより、住民は強い独立心を
もっている。 北部は、コルク樫の木が多く、上質のコルク栓がつくられる。DOCGである
ヴェルメンティーノ種からできるVermentino di Galluraヴェルメンティーノ・ディ
・ガッルーラは清々しい香りとしなやかな酸味をもつ辛口の白ワインである。
サルデーニャには、カンノナウ、カリニャーノ、モニカ、ジーロなど多くの固有の
土着品種がある。また伝統的な醸造方法が残っており、今も変わらぬ方法で行われている。 |
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